白晴舎の誇りは、シミをあきらめないこと
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自動受け取り・引取
真夜中でもお預かり、受け渡し…クリーニングロボ現る 鹿児島市で試験運用中
12/21(水) 21:10配信 南日本新聞
24時間衣類の受け渡しができるロボット(奥)。専用のバッグに衣類を入れて預ける=鹿児島市の白晴舎
クリーニング業の白晴舎(鹿児島市平之町)は、24時間いつでも衣類の受け渡しができる無人の専用ロボットを、県内で初めて導入した。客の利便性が高まり、店側も働き方改革につながる。試験運用中で、来年1月から本格運用を始める予定。
【写真】クリーニングの受け渡しに使う専用アプリ。店側が衣類を確認したら、預かり点数や金額をアプリに通知する=鹿児島市の白晴舎
東京のクリーニング店が開発したロボットを、国の事業再構築補助金を活用し、12月中旬に整備した。
利用者は個人識別用のICタグ付き専用バッグ(550円)に衣類を入れ、投入口から預ける。受取日も画面で設定する。点数や金額は専用のスマートフォンアプリに通知され、決済される。受け取りの際は伝票を読み込ませると、衣類を掛けたレールが回転して自動で出てくる。
非対面で受け渡しができ、店員の確認をその場で待つ必要がないため短時間で済む。店側も省力化でき、対面営業の休業日を増やせたという。木村和行社長(47)は「コロナ禍の冠婚葬祭の減少などで利用が減り、石油製品の高騰も厳しい。来店客を少しでも増やせれば」と話した。